血液検査 
虫垂炎や肺炎などの急性疾患では、血球検査やCRPを院内で直ちにおこないます。
血糖・HbA1c は、院内で測定し、直ちに結果をお示しいたします。
(−当院のこだわり− 糖尿病治療に必要なHbA1cは、病院では、結果が当日に出るものの待ち時間が長く、診療所では、検査センタ−に送るため、結果が翌日になり、通院の回数が多くなるところがあります。当院では、5分ほどで結果を出しますので、診察の待ち時間の間に結果をお示しします)。
プロトロンビン時間の測定を院内でおこないます。
(−当院のこだわり− ワ−ファリンを使用中の場合、定期的にプロトロンビン時間を測定、ワ−ファリンの量を調節する必要があります。当院では、院内で診察前に測定し、直ぐに結果を出すことで、効き足りないことによる脳塞栓や効き過ぎによる出血事故予防に努めています。)
緊急の場合、生化学の検査を院内で行います。
(−当院のこだわり− 急性心筋梗塞では、CPKやGOTが、胆石発作では、GOT、GPT、γ-GTP、ビリルビンなどが、急性膵炎では、アミラーゼが上昇します。当院では、、緊急を要する場合は、生化学検査を院内で行っています。)
(−当院のこだわり− 心不全の薬剤調節に血液検査のNT-pro BNPという指標が最近ではよく用いられます。しかしながら、検査センターに送るとNT-pro
BNPの結果は数日後に判明するため、それによる薬剤の変更は次回の来院時となってしまい、月1 回来院されている患者様では薬剤の変更が一ヵ月遅れになってしまいます。心不全は主に利尿剤の投与量が大切ですが、夏に暑くなると減らす必要があり、寒くなって汗をかかなくなると増やす必要がありますが、1ヶ月ではかなり季節が変わってしまい、治療が遅れてしまいます。急性心筋梗塞や不安定狭心症ではトロポ二ンTの数値が上昇することになりますが、これも検査センターに提出すると翌日の結果となります。心筋梗塞のような疾患では、直ちに結果を知る必要があります。また、Dダイマーは、肺梗塞や深部静脈血栓の診断に有用ですが、心筋梗塞と同様直ちに診断しなければいけない疾患の一つです。当院では、先程の生化学検査と併せて行うことにより、緊急の診断に役立つだけでなく、心不全患者さんで利尿剤を調節する場合に心臓が悪くなっていないか、腎臓が悪くなっていないかを常にみながら治療しています。利尿剤を減量すると心臓が悪くなり、利尿剤を増量すると腎臓に負担がかかるのでお互いの状況を把握することにより、的確な治療治療がおこなえます。)
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